誰がブラック企業をつくるのか
すっかり「ブラック企業」という用語が定着した。
このブラック企業を誰がつくっているのか考える。
普通に考えれば経営者だろう。ワンマン経営者が少ない賃金で社員をこき使う。
労働基準法?なにそれおいしいの?という状態でだ。
もちろんそんな経営方針の経営者は褒められたものではないだろう。
しかしそんな経営をする人間がでるというのは、そういう企業を求めている人がいるということだ。
撮影は業務中?ネットで話題の『おケツまん』画像にセブン‐イレブン「看過出来ない」 | ニコニコニュース
上記のニュースはセブンの生チョコまんが角度によっては別のものに見えると話題になっているニュースだが
その画像が業務中に蓋をあけて撮ったとったのではないかというのが問題視されている。
もちろん褒められた行為ではないし、Twitterにあげてしまうこと自体もう少し思考を巡らせればこういった可能性が起きるのも予測できたはずなので擁護をしようとは思わないが、こういった出来事をまるで鬼の首でもとったかのように騒ぐのも少し違うのかとも思う。
ヨドバシのネット通販で「注文後6時間での配送」が始まる!小型家電から日用品まで - IRORIO(イロリオ)
そしてこちらは神サービスとしてネットで話題になったヨドバシの新サービスである。
個人的にも歓迎だし嬉しいが、これによって新規に人材を確保するならともかく、コストを極力抑えるために現場の人間が疲弊しないか心配である。
コンビニやファーストフード店、激安居酒屋にまで接客態度やらサービスの質を求める声が聞かれるけど、そういった過剰なまでに質を求める人がいるから結局のところブラックな企業が生まれてしまうという側面もあるのではないだろうか。
高級店で質の悪いサービスを受けたのならそれは声を大にしてクレームなり注意をするべきだとおもうが、低価格帯の店にそんな質を求めるのはまわりまわって自分や日本を苦しめる結果になっている気がする。
相互監視社会というか、息苦しい世の中になってしまったようだ。