Android Kitkatは二度おいしい

どうもmarcoです。

先日セミナーに参加してきました。
ワイヤレス技術セミナー

セミナーの内容は「Android4.4徹底解剖」というもの。

以下簡単に気になったところのまとめ

KitKatの主な4つの新機能

・ハードウェア最適化
クラウド連携の強化
・マルチメディア処理の強化
ブラウザ・ランタイムの置き換え

ハードウェア最適化

・センサーバッチング → 電力消費の抑制
・メモリ最適化    → Dalvikチューニングetc...
・パフォーマンス向上 → 画面表示のOpenGL ES 2.0対応

クラウド連携の強化

・Storage Access Framework → 記憶媒体(DropBox等)へのアクセス抽象化
・Printing Framework → ネットワーク経由でプリンタに転送

マルチメディア処理の強化

・Full-screen Immersive mode → 画面をフルスクリーン表示にできる
・マルチメディア処理機能  → RenderScriptの高速化

ブラウザ・ランタイムの置き換え

Chromium WebView → ChromeがAndroidOSに搭載
ART Runtime   → DalVikに替わるランタイムARTとして2年かけて開発

ART Runtime

DalVikに替わる仮想マシンで2000年イリノイ大学で開発されたLLVMがベースになっている。
このLLVM様々な言語に対応出来るよう設計されたコンパイルのための基盤


この講演で特に気になったところはこのARTのお話でした。
上にも書いたように、現在は基本的にAndroidJavaでの開発ですがARTが本格的に使用されていくであろう今後は公式にJava以外の言語がサポートされる可能性があるということです。

また、AndroidはモバイルOSにとどまらずスマートウォッチやGoogle glassウェアラブル端末、車載機器にも進出しています。(またはこれからする)

例:
Open Automotive Alliance
https://moto360.motorola.com/

さらに、Googleは自動運転車や東大ベンチャー買収
米Googleが東大発ロボットベンチャーSCHAFTを買収!と間もなくDARPA Robotics Challengeトライアルコンペが開催 | 科技ログ

など
ロボット分野にかなり力を入れていることも明白で汎用OSとしてAndroidが様々なものへ組み込まれていく可能性は高そうです。


まだ業界歴もプログラミング知識も浅い僕ですが、Androidは絶対に手をだしておきたいなぁと月並みなことを思った次第です。


また20歳以下の人を優先的に、無料で一流の講師が指導してくれるなんとも羨ましいAndroid開発者養成講座もあるので学生の方は是非
アプリ開発者を育てるプログラミングスクール Tech Institute(テックインスティチュート)

僕が学生だったら速攻応募してます。学生うらやま。

この講座終了後に教本を無料公開するみたいなのでこれで我慢。
ASCII.jp:教材の無料公開が決定。Androidアプリ開発者養成講座「Tech Institute」


よし、がんばろ。

はじめてのAndroidアプリ開発―Android4対応版 (TECHNICAL MASTER)

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Effective Android

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  • 作者: TechBooster,小太刀御禄,出村成和,重田大助,西岡靖代,宮川大輔,柏本和俊,あんざいゆき,八木俊広,木村尭海,小林慎治,有山圭二,中西良明,わかめまさひろ,新井祐一,桝井草介,久郷達也,寺園聖文,shige0501,山下智樹,前田章博,秋葉ちひろ,末広尚義,中澤慧,日高正博,塚田翔也,井形圭介,中川幸哉,山崎誠,山下武志,なまそで,橋爪香織,さとうかずのり,l_b__,ゼロハチネット,長汐祐哉
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